商品の説明
フランスのアンティークの19世紀後期の
ヴィクトリアン〜エドワーディアン時代の
花びらを広げたような優美なデザインと
見事な刺繍を尽くした数多の技巧に魅了される
大人の女性にぴったりの美しい付け襟です
薄手のシアーなアイリッシュオーガンジー、
ローン風のバティストリネンを彩る
沢山の美しいディテール
✧薔薇に似た草花紋の盛上げ白糸手刺繍
✧花弁や外枠内のフレームの細やかなドット
…スイスのアペンツェル刺繍を彷彿
✧アイレットの小さなオープンカットワーク
…全体に散らした涼やかなサークル刺繍
✧花弁スカラップのアイリッシュクロシェ編み
大変細い糸で三つ葉のクローバーや
多層の花を立体的に編み込みハイグレード
✧アイリッシュクロッシェ編みを囲んだ
ぷっくりしたサークル刺繍
✧トラプント風に盛り上げた蔓草刺繍
✧クロシェの梯子レースと
プチスカラップの縁装飾
ストーン系のホワイトアイボリートーンで
ごく細い糸の麻と想像します
さらりとしたハリのある
春夏に涼感を呼ぶ上質な感触。
ネイビーやブラック等のトップスに合わせると
美しいレリーフやディオールが浮き立ちます
以下は素人計測で殊に外径は計測困難な為
誤差をご容赦くださいm(_ _)m
ネック周り内径45㎝
外径90㎝〜
花弁を1枚ずつ広げての計測は約150㎝
縦幅14〜23㎝
約30g
【バチスト】
元々はフランス北部のカンブレ/
Cambraiで誕生した
リネン/亜麻で織られた(平織りの)生地。
バチストはカンブレの織工:
Batiste/バティストが1300年頃に生み出し
イギリスとの100年戦争時代の影響で
ウールの輸入が禁止されていた為
この地域で栽培される亜麻の織物が発展。
職人達は素晴らしい麻糸を紡ぎ
その糸で織物を仕上げ
エスコー川の水で洗い白くし
産地と品質を保証する刻印を押印
バチストはtoilette, fine batiste, atramiche,
linon/ローンと呼ばれる事も。
繊細なバチストリネンは
カンブレに富と名声をもたらし
その繊細さと品質をヨーロッパ中の宮廷が望み
特にフランスの消費と
イギリスへの輸出が顕著だった。
フランスの北からベルギー、オランダ辺りは
良質な亜麻の生産地で
殊にフランス北部は特に高品質と評されたが
綿織物の登場により19世紀に消失
商品の情報
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品商品の状態未使用に近い発送元の地域神奈川県